ローベッドは脚のない高さの低いベッドのことで、床に直接設置する点に特徴があります。
中には脚がある商品も存在しますが、それでもとても高さが低く、床付近に床面がくるのがポイントです。
床面が浮いているようなイメージなので、一般的なベッドよりも高級感があって、特に若い世代の人達に選ばれる傾向です。
布団とは違いおしゃれ感を演出できますし、高さが低めなので、万が一落ちてしまっても怪我の心配が小さいです。
ローベッドは、背が低いというだけで既にこれだけのメリットがあるので、魅力が感じられたりローベッドは人気があるのも頷けます。
床面はやや浮いている形ですから、床の通気性が確保できて、湿気が溜まったりカビが生えるような心配が避けられます。
当然ながら、夏場は通気性の良さが蒸れを防いでくれるので、年間を通して快適な寝心地が得られるでしょう。
ローベッドの未使用時は、布団と異なり折りたたむ必要がないものの、空間を圧迫しないのでお部屋が広く感じられます。
つまり、やや狭いお部屋であっても、ローベッドなら快適で広々とした空間が達成できるわけです。
案外見落としがちですが、高さが低い分だけマットレスの選択肢が増えて、厚みのあるタイプも組み合わせられるようになります。
通常のベッドだと、分厚いマットレスは使いにくく、腰を掛けたり降りるのも一苦労です。
しかし、高さが低くなれば厚手のマットレスが使いやすくなるので、これまで諦めていた組み合わせが実現します。
勿論、薄手のマットレスだと床面が低くなって逆に起き上がりにくいですし、高さが床に近くなるので埃を吸い込む懸念が生じます。
ただ前者は組み合わせ次第で解決しますし、後者も小まめな掃除で対応できる程度の問題です。
脚つきで中途半端に低いと床の掃除が難しくなりますが、掃除機のヘッドが入るくらいの高さがあれば大丈夫です。
この点も、購入時の検討次第で解決可能な問題ですから、あまり悩む必要なないといえるでしょう。
一番の懸念事項があるとしたら、それは収納スペースがなくて下に物を置けないことです。
これらを踏まえて検討を行えば、ローベッドは魅力的な寝具となって、毎日の睡眠や生活が楽しくなるはずです。
低さを上手に活かすことこそがポイントなので、必要性を考えた上で、商品の比較検討を進めるのが理想的です。
洋室だけでなく案外和室にも合いますから、和洋を問わずに検討してみることをおすすめします。
多様なお部屋にマッチして自分好みの空間に仕上げられる、これが背の低いベッドに凝縮された魅力です。
最終更新日 2025年5月19日 by leshal