世間一般でゴミ屋敷と呼ばれる住宅が存在しています。
本人に自覚症状がない場合と分かっていてもどうしようも無く放置してしまっている場合に分かれていますが、住宅の状態は敷地に大量のゴミが積み重なっていたり、玄関ドアを開けてもどこが通路なのか部屋の区切りなのかさえ分からないほどのゴミや不用品で溢れているという環境が多い傾向にあります。
更に酷い状態になると、室内の天井付近までゴミが積み上げられていたり、浴室や洗面所なども同様に既に水回りが機能しないほどに散乱しているということもあり得ます。
このような状態に陥ってしまうと、ゴミの総量は1トンを遥かに超えている可能性が高いので、既に自力で片付けをすることは難しいとも判断できるのではないでしょうか。
自力で難しいことにより、更にゴミ屋敷になるという悪循環も生まれてしまうので、片付けを希望する本人や、ご家族、親族の方が説得をして了承を得た場合は、やはりプロの片付けサービスを利用した方が非常に安心で、尚且つスピーディーに問題を解消させられます。
ここで注意をしたいことがあり、単に不用品を撤去するサービス会社の場合は、全てのゴミや不用品、あらゆる物品を回収して全てを廃棄処分にしてしまいます。
いくらゴミ屋敷といってもその中には貴重品や価値ある物品が混じっていることが通例なので、全てを撤去する会社ではなく、きちんと分別を行うサービス会社を探すことが大前提です。
パソコンが無くてもスマートフォンがあれば、ゴミ屋敷に特化した片付けサービスの会社は直ぐに見つけることができます。
その中から当たり前ですが住宅のある住所を対象エリアにしている会社を探す方法と、割安で利用を検討している方は、トラックのトン数で廃棄料金が決まり、尚且つその単価がお安い会社を選ぶとお得です。
このようなサービス会社は、全てをゴミと見なすのではなく、全ての物に対して検品や仕分けを十分に行える能力を持つスタッフが活躍をしています。
少しでも価値あるものがあれば、分別をして一旦はトラックに積み込みせずに住宅内で分けることを行うことが一般的です。
どのような物が価値があるかと言えば、宝飾品類や貴金属品は勿論のこと、ブランド品のアイテムや家具類、家電製品、工具、楽器類、書籍など品目は非常に多いものです。
これらの物品は中古品でも価値が付けられることが明白なので、捨てずに売却するという方法が行われています。
この作業でも2つのパターンがあります。
価値ある物品を自社にて買取りを行っており、利用料金から差し引く形で金銭的な解決を行うという会社と、それぞれの物品には得意分野というものが出てしまうので、的確な判断で集まり次第随時買取り専門会社を呼んで、その場で現金化するという手法があります。
特に衣類や着物、ブランド品や貴金属、絵画などの場合は価値が分かりにくい可能性が出てしまうので、プロの鑑定が必要になります。
もちろん、この鑑定を得意にしているスタッフが在籍する片付けサービス会社も存在していますが、全てではないので事前に十分な話し合いを行うことが推奨できるのではないでしょうか。
依頼者とスタッフの双方がゴミと判断したものだけを自宅から搬出する作業が永遠と行われるのですが、スタッフの人数が多い場合は経費は掛かってしまいますが、その分スピードは速くなります。
バランスが重要になり、1日間で終わらせることが出来る場合と、2日、3日と掛かってしまう場合もあり、日数が増えると割り増しになります。
そのため、スタッフの数を少なく依頼してしまうと、余計に出費がかさむ可能性が出てしまうので、この判断はサービス会社に任せた方が安心できます。
ゴミの量により違いはありますが、2トントラックや4トントラックなどを手配することが非常に多く、積めるだけ積み込んでトラックのトン数で料金を明確化していれば非常に分かりやすい料金システムです。
ゴミ屋敷の場合は、自力でゴミ出しを行おうとすると、有料のゴミ袋代の枚数が数百枚以上になることがあり、経費的な部分と手間を考えても現実的ではありません。
更に一般のゴミとして出せないものも含まれている可能性があるので、こちらは車で廃棄場に持ち込む手段しか無いという場合も見られます。
専門のサービス会社では、全てを一括して廃棄場に持ち込みをする方法なので、全ての問題を完全にクリアできると判断できます。
住宅内全ての片付けが終了した後には、会社によってはクリーニングサービスも提供している場合があります。
汚れたままでは、再度ゴミ屋敷になってしまう恐れが出てしまうので、このクリーニングサービスは利用することは非常に重要です。
ハウスクリーニングの会社に依頼する方法もありますが、廃棄と同一の会社1社に任せることにより、クリーニング代を安くできることが前提にあるので、初めからクリーニングサービスを提供する会社を探す方法もお得ではないでしょうか。
最終更新日 2025年5月19日 by leshal