素人が不動産投資に手を出して大丈夫?

素人が不動産投資に手を出して大丈夫?

●不動産投資は初心者向けの投資です

不動産投資は株式を売買する株式投資や為替取引を行うFXと比べると知名度が低い投資で、さらに実行に移すためには株式投資やFXよりも多くの資金が必要になるため興味を持つ人は多いものの実際に取り組んでいる人は少ないのが現状です。

しかし、不動産投資は準備に時間が掛かるものの一度投資をしてしまえば期間中に行わなければならないことが少ない点や、

株式や為替とは桁が違う莫大な利益を得られる可能性がある点など他の投資にはないメリットがあります。

しかし、知名度が高い株式投資やFXとは異なり、一般の素人が手を出すと失敗するというイメージがつきまとっています。
実は、素人であってもしっかりと勉強をすれば不動産投資で利益を出すことが出来るのです。

●不動産投資を始める時のポイント

不動産投資を成功させるために必要なことは、収支計画を立てることです。

収支計画にはどうやって利益を得るのか、どの程度の期間を想定しているのかなどが含まれ、投資を行う前に物件にあった計画を立てることが大切です。

収支計画に不備があればどんなに経験がある投資家でも失敗することになり、逆に収支計画が現実的で実現性が高いものであれば投資の素人であってもしっかりと利益を出せるのです。

収支計画を立てる第一歩は、どうやって利益を得るのかを決めることです。

不動産投資における利益は二種類に分けられます。
ひとつはキャピタルゲインで、物件を購入した金額とその物件を売却した金額の価格差の売却利益です。
これは投資の基本でもあり、安く買ってた書く売ることが出来れば一度の取引で数千万円の利益を得ることも可能です。
もうひとつがインカムゲインで、購入した物件を賃貸物件として貸し出すことで得られる家賃収入のことです。
アパートやマンションの一室を購入し、家賃を10万円に設定して人に貸し出せば年間で120万円の収入が得られます。

不動産投資を行うに当たっては、物件の購入前にキャピタルゲインとインカムゲインのどちらを目的とするかを決めておくことが重要です。

キャピタルゲインの場合は売買の際に手数料を取られることを除けばシンプルに利益を計算できますが、インカムゲインの場合は利益を得る期間が長期化するため収支
計画を立てる際には利回りを考慮しなければなりません。

●2方向から見る利回り

利回りにも利益と同じく二つの種類があり、表面利回りと実質利回りです。

重視すべきは実質利回りで、年間の家賃収入から手数料や固定資産税、管理費などの諸経費を引き、物件の購入価格に諸経費を足して割った計算式で算出するため現実的な利回りを計算できるのです。

インカムゲインを利益の軸とする収支計画を立てる場合は、この実質利回りでどれだけ現実に近い数字を出せるかが不動産投資の成否を分けます。

しかし、実質利回りの計算が難しく収支計画を立てられなかったり、堅実な収支計画を立てたとしても不動産投資で必要となる大きい金額の資金が用意できなければ実行に移せません。

特に資金面は大切で、株式投資やFXでは数万円で投資を始めることも可能ですが、不動産投資では物件を購入するために数千万円という投資資金が求められ、一部を

銀行などで借りることもできますがリスクが増えて受け身の姿勢になるという問題があります。

そこで、自分一人が全てのリスクとリターンを請け負うのではなく、数人の投資家でリスクとリターンを分散する不動産ファンドに参加するという方法があります。

不動産ファンドとは、ファンドの運営会社が投資している物件に対して少額の出資を募る投資商品で、運用期間や運用想定利回りが設定されています。

そのため、投資家は自分の資金力や投資期間に合わせた投資商品を選ぶことが出来るようになっています。

毎月や隔月で配当を受けるシステムになっていることが多く、ファンドが継続している限りインカムゲインを得ることが可能なのです。

不動産ファンドはまだ歴史が浅い投資商品ですが、「みんなで大家さん」のように比較的長く事業を継続していてしっかりと配当が行われている会社を選べば大きなリスクを背負うことにはなりません。

個人で不動産投資を行うだけの資金が用意できない場合は、不動産ファンドに参加して資金を貯めることも有効な方法なのです。

私も以前、「みんなで大家さん」の投資商品に投資を行ったことがあります。
一口100万円で投資期間は3年、運用想定利回りが7%という商品に投資をしてみました。
配当は隔月でしたが、しっかりと振り込まれていたため安心できました。

不動産投資のメリットは資本を投下したら後は何もしなくて良いという点だと考えていたため、配当金を受け取りつつ家事と自宅での仕事を滞りなく続けられたことが良かったです。

子どもの教育資金が必要になったため途中解約してしまいましたが、その後もチェックは続けていて満期まで配当が行われていたことを確認しています。
「みんなで大家さん」はいずれまた投資をしてみたいという意欲を持たせてくれる不動産ファンドでした。

詳細はこちら→みんなで大家さん

最終更新日 2025年5月19日 by leshal